本  栖  湖
LAKE MOTOSU


〔畔に暮らす〕

空の色 光りの強さ 風の向き 自然の教えをたよりに時計をはずした
森の中でオートキャンプ
「森の中でオートキャンプ」
 キラキラとまぶしい日差しが湖面を照らす昼下がり。 木陰には四駆やワンボックスカーが止まり、ところどころに、犬を散歩させる家族連れやバーベキューをする若者たちの姿が見えます。 ポールを立て、くいを打ち込み、テント張りを終えたら、ひと休みをして、湖水浴を楽しむ子供のはしゃぎ声を聞きながら、ほとりでうたた寝。
 大自然の中では朝、昼、晩と時間とともに表情を変えてゆく空があり、それを映す湖があります。 せっかく自然の中で暮らすのだから、細かい時刻にこだわらず、おおらかに過ごしましょう。
 本栖湖は、鈍っていた五感を新たに回復させてくれます。 辺りは薄暮に包まれ、しだいにランタンの明るさも際立ってきます。 さっきまでの賑わいがまるで嘘のように静まり返り、いよいよ夜が始まります。




〔眠る竜神〕

竜ヶ岳に眠る竜神様は本栖湖の守り神
私たちを自然へと目覚めさせる
 遠くにまだ下弦の月が見える頃、夜明けは音も立てずやって来ます。 群青の空がしだいに薄い紫へと変わり、それまで闇に隠れていた美しいシルエットがくっきり現われ、それと同時に、湖面にも影が浮かび上がります。 そう、あの五千円札に描かれた逆さ富士です。
 ここ本栖湖は、最大水深138m、富士五湖で最も深く、全国でも屈指の深さ。 しかも透明度は抜群。 また観光開発をできる限り控えてあり、自然がよく保たれている湖でもあります。
 この地区には昔、湖に住んでいた竜が、噴火を予告してくれたおかげで、天災をまぬがれたという伝説が残っています。 本栖という地名も、いったん非難していた人々が、噴火後「元の巣」へ戻ってきたという意味らしい。 命を救ってくれた竜は、噴火の際に湖南岸の竜ヶ岳に登ったと伝えられ、村人たちは今も、ありがたい竜神様としてまつっているのです。

富士五湖水深図
富士五湖水深図


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