お中道を巡り、富士山の新しい魅力を発見
富士と歩く 自然と歩く
 一生に一度は富士の山頂を極めたいという人は多いのに、お中道・御庭、奥庭の素晴らしさは意外と知られていないようです。
 日本一の富士山だから庭園もまた日本一。新しい富士山の魅力をファミリーで楽しむハイキングコースです。

シャクナゲ街道の散策
 お中道巡りは、標高2,300m〜2,600mの富士山中腹を一周する信仰の道として知られています。
 富士スバルライン終点の5合目売店脇より南へ進んで行きます。カラマツ、ダケカンバの森林の中に咲く可憐なシャクナゲの花もやさしく私たちを迎えてくれ、シャクナゲ街道とも呼ばれています。
はな
御庭からの展望は、絵巻物のよう
 お中道を出発して約4km進むと御庭に着きます。遊歩道も整備され、東部屋でゆっくりと休息をとり、しばらく下界の素晴らしい眺望を楽しみましょう。
 富士スバルライン終点手前の御庭駐車場から山頂を眺めながら石段を登り御庭を目指すコースもあります。
はな
 
天狗が遊ぶ奥庭
 奥庭は、標高2,150m。天狗が住むという小御岳西方3kmに位置します。
 富士スバルライン奥庭入口から歩き始め、コメツガ、シラビソの原生林の道を下っていくと、10分程で一挙に展望が開けます。雄大な富士山頂までの山肌の美しさ、大自然のスケールを感じさせる奥庭を、整備された遊歩道でお楽しみ下さい。広大な溶岩の布石、数百年風雷に耐え、まるで舞い鶴のような木立の風景も面白く、「天狗の来遊する奥庭」と呼ばれるのも、なるほどといった感じです。

お中道のシャクナゲ
お中道のシャクナゲ
東海自然歩道を歩く
紅葉台コース
富士の大パノラマに息をのむ
 紅葉台から、三湖台、五湖台とたどるコースは、尾根歩きの緩やかな道でファミリーハイクにも最適です。
 紅葉台入口バス停から、まず訪れたいのが万葉の碑。「なまよみの甲斐の国」で始まる長歌を口づさむと、富士を神と仰いだ万葉人の心が分かるような気がします。
 また、反対側に回れば、眼下に広がる樹海、樹の海と名付けられた意味が一目で分かる風景です。
 ここから、20分程で紅葉台に到着です。360度の大パノラマが広がり、富士山、青木ヶ原樹海はもちろん、富士五湖、南アルプスの山々までを一望することができます。この周辺は、紅葉の名所で、10月中旬は絵の様に素晴らしい景色にも出会えるはず。
 紅葉台から10分程登ると三湖台。名前のとおり、西湖、本栖湖、精進湖と御坂山塊の山々が見渡せます。
 三湖台から五湖台への尾根道はわずかに上り坂となる、雑木林の散歩道です。森林浴を楽しみながら1時間程歩くと、丸太造りの展望台がある五湖台に到着します。清涼な空気をいっぱい吸い込み、ゆっくりくつろぎながら、富士山の眺めを堪能しましょう。
樹海コース
樹海や氷穴で富士の神秘に触れよう
 青木ヶ原樹海は、富士北麓に広がる原始林。溶岩流の上に、樹齢300年を超える大木が生い茂った道を歩いていると、聞こえるのは鳥の声だけ。ここは、100種類を超える野鳥たちの天国でもあります。大自然の神秘に触れる鳴沢氷穴から富岳風穴までは、西へ約800m。どちらも国の天然記念物に指定されています。

樹海コース


   鳴沢村の情報 | FUJIGOKO CYBER CITY